面白かったんですよこれが。めちゃくちゃ面白かったんです。
MCRの舞台は二回目で前回がOFFOFFだったんですけど、今回の本気度というか、「ああ力作なんだな」ってびしびし伝わってくるような感じ。
ヘンリールーカスを下敷きに、主催の櫻井流の会話劇に仕立て上げられてるんですが、笑えるし怖いし、とにかく最後は切なくてね。。泣きそうになりましたよ。
実際にヘンリーの事を調べるとおおむね今回の内容と同じで、事実は小説より奇なりだなって思ったのですが、役者がとにかくうまいのと、絶妙にキャラが噛み合ってるのとで、文字で読むより全然、自分と近い人間の話だなと思うし、その分、同じ人間だと思えるからこそ切なくて切なくて久々に舞台をみて、
うわーーーーーーーーー(語彙力消失)
って気持ちになりました。
加藤美佐江さんの演技がとにかく可笑しくて。たった数行の科白でなんでこんなに面白いんだとおもったし、川島潤哉さんはなんだか見てて苦しくなるし、奥田洋平さんはずっとキチガイだし、なんかキャスト全員良かった、、
後半に矢井田瞳の曲が流れるのですが、そのシーンが鳥肌というか、もうとにかくよかったんですよ。。明るい曲調に合わせる場面じゃないだろってのがね、、、歌詞も微妙にあってるし、、
あと、やっぱり軸となるヘンリーの話が強烈すぎて、、そこにドラマが入ったら苦しいですよもう。
愛してる人間を殺すって、純愛って、善とか悪とかないんだんと思うし、なんだかピュアな何かの話だと思って、、うん。感動したなーー
そもそも凶悪犯罪の話とか、サイコパスの心理は結構好きだから、そういうのに興味のある人はよりおすすめ。
上手く語れないけど、とにかく見て欲しい作品すね
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